屯田窯の陶芸家「清水裕幸」公式ブログ

北海道最大の登り窯「屯田窯」の日々と作品を紹介するブログ

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窯出し結果

15 11月, 2019 (18:56) | 屯田窯の日常 | By: hiroyuki

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結論から申し上げますと、生徒の皆さんの作品はまずまず良かったです。

しかしながら、私の作ったものはんー恐らく9割がたダメというか、熱で崩れてしまいました。

原因は窯の上に設置していたデジタル計器の配線が熱で焼けてしまい、誤作動を起こしてしまいまして

おまけに最近そんなことがなかったので、テストピースも入れておらず決め手を得る情報が

目視しかなかったことによるものです。

やはり何があっても対処できるようにテストピースも入れて万全を尽くすべきだと

改めて教訓を得ました。

そんな中でも一割ほど生き残ったというか焼き残ったというべきか(笑)作品が

あります。

それがこのお茶漬け茶碗です。

なかなか味わい深くて気に入っています。

永谷園のCMで使ってほしものです。(笑)

ぐい吞みや徳利、一輪挿し、カップ、小鉢などほんの少しですが、

いくらか他にも取れたものがありますので、また改めて

アップしますので楽しみにして下さいね。

窯焚き終了

12 11月, 2019 (22:51) | 屯田窯の日常 | By: hiroyuki

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前回は最長記録でしたが、今回はなんと最速で終了しました。

いつもなら、攻め焚きを朝の8時か9時頃から入るのですが、

なんと早朝の5時半にほぼほぼ1200℃になり、十分すぎる

温度となりましたので横焚きを始めました。

結果的にその後も着々と温度が上がり、7:30に終わってしまいました。

なんと前回と比較すると20時間も早いのです。

今回の窯が順調なのは最大の理由は煙突が昨年と比べてさらに30センチほど

伸びていることが大きいと思います。

あっけないほどでした(笑)

ただ今回は計器が熱で誤作動を起こし、一の間の最終判断のところで

使用不能となり、テストピースも入れてなかったので目視判断となりました。

この判断がどうだったかは窯を出し見ないと何とも今は言えません。

今週金曜日が窯出し予定なので、作品の写真と共に結果をお知らせしますので

もうしばしお待ちください。

正直な心境は期待30、不安70ってところです。

良く焼けてたらいいなー

登り窯火入れ

6 11月, 2019 (22:45) | 屯田窯の日常 | By: hiroyuki

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今年もいよいよ私が監修している美唄市の登り窯の窯焚きが始まります。

11月10日朝六時に火が入り、翌日の夕方くらいになるかと思います。

窯はいつも終わってみないと終わる時間だけははっきり申し上げられないのです。

必要な温度が上がった時が終わる時です。

ちなみに私は日曜日の夕方6時頃から入る予定でいます。

ですので、見学されたい方はお越しください。

今回は前回面白いものが取れたので、いろいろ作ってみましたので

これまで以上に力が入りますし、楽しみであり不安でもあります。

いろいろハプニングやきつきつの段取りとなりましたが、予定通り窯詰めも

ほぼ終わり(98パーセント)あとは窯の口をふさぐだけです。

 

http://bibai-kanko.com/machimise3/?introduce=%E7%BE%8E%E5%94%84%E5%B8%82%E4%BD%93%E9%A8%93%E4%BA%A4%E6%B5%81%E9%A4%A8

予想的中

2 10月, 2019 (23:11) | 屯田窯の日常 | By: hiroyuki

今月からNHKの朝の連ドラで「スカーレット」という信楽焼の女流陶芸家を目指すヒロインの

ドラマがいよいよ始まりました。

それで私としては、このドラマが放映されると講座の生徒が増えることを予想していました。

まだ始まったばかりですがなんと新十津川の伝習館では6人も今月から陶芸講座の生徒が

増えることとなりました。

講座の生徒としては一度にこれほどの人数が増えるのは過去最高だと思います。

ドラマの影響で陶芸ブーム到来で売り上げも伸びることも期待したいところですが

それは無理だろうなー

まーいずれにしても人々の関心が高まることは喜ばしいことです。

確かに趣味としての陶芸は楽しく、実益を兼ねており、奥が深いだけに飽きることもなく

またそれほど費用や体力を必要とするわけではありませんので、長く続けられるという点

で素晴らしい趣味になりえると思います。

ただ、感覚で覚えていかなければなりませんのでかなり難易度が高いのです。

ですから、焦らず気長に続けるのがカギです。

新たに加わる生徒の皆さん頑張ってくださいねー

ところで「スカーレット」という題と陶芸がどう関係するのか疑問に思いません?

これもまた私の予想ですが、スカーレットとはオレンジより赤に近い色を指します。

信楽焼の特徴の一つに緋色があります。

つまり言うなればスカーレットなのです。

恐らくそれにちなんでるのか、そうでないとすると窯の火の色とリンクさせているのでしょう。

最近では電話一本で土を取り寄せ、マイコンの電気窯で焼かれる陶芸が主流ですが、

このドラマを通して本物の焼き物の面白さ、土選びや窯焚きの難しさや苦労そして醍醐味など

こうしたことの理解が深まるなら似た仕事をしている私の仕事の理解につながることを

期待しています。

多分ドラマはまだ始まったばかりなので、この後さらに生徒は増えるんじゃないかなー

緋色瓦皿

※過去にうちで焼いた緋色の作品です。

惚れられた(笑)

23 9月, 2019 (22:14) | 屯田窯の日常 | By: hiroyuki

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今年もお知らせしてましたように、ろくろのデモンストレーションをお願いされましたので

させていただきました。

さて時間になったのでそろそろ始めようかと思いましたら、一番前にカメラを三脚で構えた男性が

「動画を撮影してもよろしいですか?」

私:「はい、どうぞ」

男性:「フェイスブックにアップしてもよろしいですか?」

私:「どうぞ、どうぞ」

そしていつものように小さいものから順々に作っていきましたが

このイベントの実行委員会の会長が観客に何かリクエストはないですか?

そうするとその男性が「蓋物」とリクエストしました。

この時点で陶芸に携わっている方なんだなと理解しました。

その後、食器を一通り作り、壷、そして最後に大皿などを作り無事終了し、

手を洗ったり道具を洗ったりして、観客もみな立ち去りましたが

その男性がずっと待っていて私に近づいてきました。

「いやーいろんな方のろくろを見てきましたが、本当に素晴らしく完全に魅了されてしまいました」

その後の誉め言葉の嵐(笑)

それ以上もう誉め言葉がなくなったところで、実は自分は陶芸に携わっていることについて

話してくれました。

「こんな鮮やかなろくろさばきは見たことがない、あなたのファンになりました」

その後も私のブースに来られてずーっと話し込むこと30分以上

さらに陶芸にとどまらず、「その体は格闘技か何かしているんですか?」

「あー昔のめり込んでましたけど今は足を洗ってただ筋トレしてるだけです」

改めてまじまじと私の体を眺めて納得してくれました。(笑)

まー最後は余談ですが、なんにせよ技術が褒められるのは喜ばしいことです。

今回の陶芸フェスタの一コマでした。