屯田窯の陶芸家「清水裕幸」公式ブログ

北海道最大の登り窯「屯田窯」の日々と作品を紹介するブログ

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大人気の講座

23 3月, 2017 (23:14) | 屯田窯の日常 | By: hiroyuki

砂川市の広報に募集の記事が掲載されたそうなのですが、毎年に、三人新たな生徒が追加される

のですが、今年はなんとすでに6人の申し込みがあるようで、今日事務所から連絡が入り

「もう締め切った方がいいですよね?」

これまでの生徒10人に加えてさらに6人

ろくろは5台しかないのに清水先生の講座大人気です。(笑)

最近、新聞や雑誌などの掲載が多くあるのでその効果でしょうか?

いずれにしても人気があるのは嬉しいことですし、また新たな出会いが楽しみです。

新十津川陶土大物乾燥

23 3月, 2017 (23:06) | 屯田窯の日常 | By: hiroyuki

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ご覧ください。

すでに真っ白く乾燥していますが、全く乾燥割れなどもなく

とっても綺麗に仕上がっています。

大物の乾燥もクリア!

これはますます楽しみになってきました。

後は本焼きで歪んだり焼きへたったりしなければOKです。

また報告いたします。

新十津川陶土分析パート2

23 3月, 2017 (22:59) | 屯田窯の日常 | By: hiroyuki

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これは信楽の土の断面の顕微鏡により500倍です。

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これは新十津川の土の同じ倍率の断面です。

比較すると粗になっており空洞が多く見られます。

ただこないだテストしましたように吸水率はゼロに等しいので、空洞が多くても

浸みてしまう心配はないので、おそらく空洞が単独空洞であり、連結していないので

全く問題ないと思われます。

次は組成比です。

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上が信楽、下が新十津川陶土ですが、他の成分比率はそれほど大きく変わらないことが分かります。

しかし、丸で囲んでいるFeつまり鉄は約三倍以上の含有率であることが分かります。

これが、焼くと色が濃くなる理由であることが分かりました。

それにしてもやはり耐火度がある土であるので信楽の陶土と成分がほとんど変わらないというのが

ビックリです。

新十津川陶土分析結果

22 3月, 2017 (22:09) | 屯田窯の日常 | By: hiroyuki

新十津川陶土研究会の副会長の知り合いを通して新十津川陶土の分析を行っていただきました。

比較分析をするために一番出回っているまた標準とされる信楽の土と比較してもらいました。

結果として成分的にはそれほど大きな差異はありませんでしたが、決定的な違いが浮き彫りになりまし

た。

それが、生の土の時は白っぽいのに焼くと色が濃くなる正体でした。

それは

鉄分でした。

鉄分が信楽の土に比べて約三倍以上の含有量があることが判明しました。

陶芸用粘土として精製するものは普通除鉄というプロセスを踏みます。

つまり、土の中の鉄分を除去するわけです。

例えば電気磁石の力で取り除く「磁力選鉱機」や、遠心力を利用して取り除く「スパイラル選鉱機」と

いった機械によって鉄分を取り除くのです。

ですので天然のままの土でそのようなプロセスをしていないのでそのように鉄分が入っていたとしても

無理からぬことなのです。

しかし、北海道のほとんどが鉄分の多い赤土であることを考えるとかなり含有量は少ないといえます。

それでそのような大掛かりなシステムを導入するのは費用も掛かりますし、それほど大きな問題となる

鉄分が含まれているわけでもないので、私としてはこのまま使用するのが良いかと思います。

新十津川陶土 大物

17 3月, 2017 (08:17) | 屯田窯の日常 | By: hiroyuki

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先日造った大皿と壷の高台の削りを行ないました。

きめが細かくそれでいてサラッとしていてとっても削りやすいです。

綺麗な仕上がりになりました。

後は乾燥という第一関門を問題なく通り抜けられるのか…

こうご期待!

これらの大物が成功するとかなりこの土の有用性をアピールしやすくなりますので

ぜひ成功して欲しいです。