いよいよ明日火入れ予定!
今月2日に役所の関係者がこられて窯の完成確認に来られ、無事完了手続きとなりました。
2日と4日の二日間で窯詰めが完了しました。
今回は窯を積みなおしているので、そして特に大口の半分から上はトンバリレンガを使っているので
十分乾かさないと、トラブルの原因になります。
ですのでスタッフの方々に毎日空焚きをしてもらってます。
これに関してはやりすぎということはないので、しつこいほど焚いて水分を抜きたいものです。
それでも実際本焼きの温度ので上げないと水分はそう簡単に抜けきれるものではありません。
なので、いつもなら午後一時半ころに火入れとなるのですが、今回は私を待たずに朝八時半には
スタッフの方々に火入れをしていただくことにしました。
今回集まった作品は結構大きなものが多く、量的に三の間までいくかなんて考えましたが、実意詰めて
みると二の間で入りきりました。やはりこの手の窯は入りますね。
今回はこれまでと少々方向性を変えて焚くことになります。
といいますのは、これまではどちらかというと焼き締めの自然釉がメインでしたが
そのためには日数を焚かなければならないことになるのですが、方向せてとしては必要な温度が上がれ
ばよしということで基本釉薬物を焼くという方向です、
なのでわたしもデータをとるために粉引きのものとわら灰を使った白萩を入れてみました。
焼き締めは一個も入れませんでした。
ただこの窯は基本焼き締め物を焼く構造になっているので、上記のそうした方向性と一致し特性を
生かすためにはいろいろ試して手探りしていかなければなりません。
なにせ年に一度しかない本番の舞台ですからぴったりと合った方向性を見つけるためにはなかなか時間
がかかるものです。
今回も不安と期待が入り混じってます。
今晩あたり失敗する夢を見るんだろうなぁ(苦笑)
時間と関心がある方はどうぞ見学に来られてください。
では窯焚きのご報告をしばしお待ちください。