いよいよ明日火入れ
一年越しで計画してきた穴窯の窯焚きもいよいよ明日火が入ります。
昨年焚いていませんので窯も随分湿気を吸っていると思いますので、作品はもとより窯の水分をじっくりと抜いていかなければなりせん。
そして、窯を温めてまた窯床を温めていくという感じです。不思議なもので同じ温度を示していても二日目より三日目、三日目より四日目、五日目より六日目と窯の内部は変わっていき、薪の燃える速さが増していきます。
つまり、温度計だけでは測れない多くの事柄を目と耳と匂いなど五感を研ぎ澄まし、これまでの経験やデータをもとに判断材料としていくのです。
ですから、窯から離れている時間はとても不安なのです。仮眠も窯の横で取っているのが一番安心して熟睡できます。
ごつごつした土の上でしかも常に音がしているのですが、それでも窯から離れて布団で寝るより熟睡できます。でも、寝ていても絶えず窯の音を聞いているようで、敏感に察知します。
言い換えると常に神経が休まることができない状態なんだと思います。だから期間中は必死なのであまり自覚しませんが、終わると薪だけでなく自分もしばらく燃え尽きてしまいそうです。年齢を重ねるごとに…
まさに真剣勝負!
毎日窯の状況をアップしようと思っていますので、お楽しみに
とか言って後半それどころでなくなってきたりして(苦笑)もしかして窯焚きをライブで流すかもしれません。
それができなかったとしてもユーチューブで閲覧できるようにしたいと考えています。そうすると、動画で見られますので臨場感が全然違うと思います。
乞うご期待
shiroyuki様からのコメント
投稿時間: 2010-10-16 at 11:16 PM
期待しています!
安全的最善モードでお願いします!
頑張ってください!