屯田窯の陶芸家「清水裕幸」公式ブログ

北海道最大の登り窯「屯田窯」の日々と作品を紹介するブログ

Skip to: Content | Sidebar | Footer

ガス窯VS穴窯

24 12月, 2010 (18:00) | 未分類 | By: hiroyuki

120

ガス窯

食べ物ねたばかりだとわたしが何の職業だか忘れられてしまいそうなので、たまに陶芸ねたも…(久しぶり)

実は今ガス窯を焚いておりまして、その度に感じるのですが、その一つは「楽だなぁ~」ってこと

燃料を人力でくべることはありませんので見てるだけ

物足りないくらいです。

それとこの大きさの窯は個人の作家が持っているものとしては決して小さいものではありませんが、それでも薪の窯に比べればコンパクトなものです。

この大きさにうちの場合はなんと計8本のバーナーが贅沢にも差し込んであります。

それでも窯の温度を上げるには実にじれったいものです。

そう考えると改めて薪の炎の威力は凄いなぁって痛感いたします。ガス窯は一定のペースで上がっていきます。もちろん下がることはそうあるものではありません。

しかし、薪の場合は燃料を入れるとスッと下がりますが、しかし、反撃するかの様にぐんぐん上がり、あっという間に30度くらい平気で上がります。(もちろんそれを繰り返すのですが)

昔から薪ストーブは暖かいという理由が分かるのではないでしょうか。

灯油ストーブはクリーンで手間いらず、でもどんなに最大にして焚いてもストーブが真っ赤になるなんてことはありません。

でも薪ストーブを真っ赤にするのはわけなくできます。

もちろん文明の力も一長一短。古来のものも一長一短です。ガスは安定していて窯の中つまり燃焼状態をコントロールしやすいという利点があります。

しかし、薪の窯は薪の確保、薪割りや管理また窯焚き時にくべる手間など手間の点では比べようがありません。またこないだの窯焚きのように薪の水分や焚き方の熟練度合いその他不安定な要素も多々あります。

しかし、薪でなければ決して出せないものがあるのです。釉薬を使うものでもそうですし、なにより自然釉のものはこれ以外に方法がありません。

これ以外の燃料で似たものを作ろうとするとコンプレッサーで灰を吹きかけるなど人為的に条件を作る、言わばまがい物でしかありません。

そしてわたしたちが見ると見抜けるものです。

例えるなら、よく有名店のラーメンをインスタントにするために科学的に調合して似せた味に近づけるものの、やはり言ってしまうとまがい物でしかないのと同じです。

ただ注文品など安定供給するためにはガス窯も有用なのです。

この違い「分かるかなー…わかんねぇだろうなぁー…」(かなり古いギャグ)

コメント

shiroyuki様からのコメント
投稿時間: 2010-12-25 at 1:11 AM

 ♪ ダバダ~ 違いのわかる男・・・・・・・

  私がどの程度わかるかな?
        わかんねぇだろうなぁー

  本真珠と真珠のようなもの???
     
   
             

Genevieve様からのコメント
投稿時間: 2012-02-15 at 2:42 PM

Taking the oevrview, this post hits the spot

よろしければ、こちらにコメントをお寄せください