テレビ&雑誌
最近立て続けにわたしの器がテレビ番組で(UHBのU型テレビ)、そして雑誌で取り上げられました。
番組の方はエルムガーデンに「SAN - SOU」のオープンに関する取材でした。
エルムガーデン内に新たに創られたお店のようで、高級日本料理の専門のお店です。
料理の紹介の中で、ランチ料理、そして夜のコース料理を紹介する中で、例の灰釉割り山椒があり、リポートするアナウンサーが、あえて注目し、アップで映し出されました。もちろん、総料理長の取り計らいでしょう。
先月30日土曜日には「札幌食本」なるものが出版され、料理屋 素 が紹介されていまして、またまたわたしの器を使った料理がアップ撮りとなりました。
今回はどちらも窯の名前も作者の名前も出てきませんが、作者にとっては、わが子が晴れの舞台に出たような気持ちになるものです。
テレビは終ってしまいましたが、本の方はP63です。ツタヤに行ったついでに見てみてください。
そにしても、料理人には本当にいつも感心させられます。
実は今回の姉崎さんが使ってくれたわたしの器は湯のみなんです。
それがこんな風に綺麗に料理が盛られるなんて…甘鯛の皮の赤みと器の雪の様な白さがなんとも美しい。
だから、器は使い方次第でバリエーションが広がるってことですね。
茶道の中で「見立て」といって、実際は違うが何かに見立てて用いることがあります。
言わばそんな発想をすると、一つの器にお茶を入れたり、時には料理を盛ったり、時には花を飾ったりとこれでなければダメという乏しい考えを捨ててしまえば使い方いろいろになりますね。
ただ際立った用い方が出来るかどうかは、そこは一般人と修行を積んだものとでは違いが出るのはいた仕方ないところではありますがね。
でも一般の方にもどんどんチャレンジして欲しいものです。
何かこんな使い方をしたらとつても良かったというものがあれば写真を撮って送ってくださ~い。