屯田窯の陶芸家「清水裕幸」公式ブログ

北海道最大の登り窯「屯田窯」の日々と作品を紹介するブログ

Skip to: Content | Sidebar | Footer

作家冥利に尽きる

11 2月, 2017 (00:52) | 屯田窯の日常 | By: hiroyuki

今日とっても嬉しいことがありました。

午前中、電話が入り工房見学したいという申し入れでした。

待ち合わせてお越しいただいたのですが、初めてお会いする方でした

確かにお会いするのは初めてで間違いありません。

がしかし、よくよく話をお聞ききしますと、なんと屯田窯の大のファンということが分かりました。

といいますのは、例の札幌の陶游に通っていたらしくしかも、聞けば私の穴窯のぐい飲みを9個も持っ

ているというじゃありませんか。

本当にびっくりしました。

今回来られたのは息子さんだったのですが、どうやらそのお父さんが特にうちのものを気に入って

下さっているようで、その九つのぐい飲みを毎日使い分けているそうです。

そればかりではなく、他にも北海三島、灰釉のコーヒーカップ、北海粉引きなどなどご購入くださって

いるそうでこんな方がおられたなんて

しかもこれまでお会いしたこともなかったのに

なんとありがたいことなんでしょう!

つい最近も同じお店で高価な私の花器を購入してくださったそうです。親孝行の息子さんが

プレゼンされたそうです。

聞けば聞くほどびっくりすることばかりです。

これまでもお伝えしましたが私の作品はどちらかというと男性のファンか料理人が多いのです。

しかし、後にも先にも私のしかも穴窯のぐい飲みを9個も購入してくださっているという方は初めて聞

きました。

作家にとってもちろん生活するためには売ることが必要なのですが、お金を出してつまり犠牲を払って

までしかも、たくさんの作家の中から選んで気に入ってくださるというのは一つの評価だと受け止める

わけです。

これこそ作家冥利に尽きます。

今回もご購入くださいました。

そして、わたしが「このタイプのものは焼き物としてかっこいいのですが、実は飲みにくいんです」っ

て話しましたら心得ているとのことでした。(笑)

流石!

父は九つのそれぞれぐい飲みの特徴を熟知していてこれはここをもってここから飲む、これはここをつ

かんでここが飲み口といった具合に知り尽くして楽しんでいるとのことでした。

それには脱帽というか御見それしました。

それほどまでに私の器を愛してくださっているかと思うと(涙)

作家としてこんなに嬉しいことはそうそうあるものではありません。

これほど作家にモチベーションを与え、励みを与えることはそうあるものではありません。

なんとこのブログも読んでくださっているようで、2009年のスタートまでさかのぼって読んでくだ

さったとのことです。

本当に心から感謝申し上げます。

ありがとうございました。

今後も期待を裏切らないものを作っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

よろしければ、こちらにコメントをお寄せください