屯田窯の陶芸家「清水裕幸」公式ブログ

北海道最大の登り窯「屯田窯」の日々と作品を紹介するブログ

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全く対照的な土

30 6月, 2009 (00:06) | 未分類 | By: hiroyuki

最近取り組み始めた信楽の山土に灰を釉薬としてかけるものがありますが、この土は粘りがなくどちらかというとさっくい土で珪長石の大きな砂がごろごろと入っています。耐火度は大変高く、鉄分がなく真っ白い土です。それが故に収縮率が低く乾燥割れすることはまずありません。ですから今日なんか削りたてのものを(高大を)急いでいたのですぐに外に出して干してもトラブルがありません。

一方、道内産の北海粉引きに使っている土は鉄分が多く、耐火度は低く、きめが細かい故に収縮率が高く乾燥割れではいつもなかされます。

つくづく対照的な個性です。

この違いがなんとも楽しい。

市販の土ではなく、土作りから始まる私のものづくりは土を知り、その土の特徴に合った物を作ることが肝心です。

どちらが勝るとか劣るとかいうものではありません。良いところを知り、よい所を引き出してあげることが私の仕事と思っています。

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