屯田窯の陶芸家「清水裕幸」公式ブログ

北海道最大の登り窯「屯田窯」の日々と作品を紹介するブログ

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新たな生徒

2 9月, 2011 (00:33) | 未分類 | By: hiroyuki

新たな生徒

これまでサークルで手ひねりを先輩から教えられ、見よう見まねで数年やってこられたようですが、ろくろを学びたいと思いここへ尋ねてこられたそうです。

今日で二回目ですが、先週はやはり筋肉痛になられたそうです。

ろくろの基本中の基本は先ず「土殺し」といって土がぶれないよう中心を取るように円錐形にし、上に細く伸ばしたり、下に押し付けて縮めたりする動作を行います。

これによって粒子を整えることができます。もちろん、回転の中で作りますから中心がずれているなら作ることができません。

こうした理由からこれができないと物を作ることはできないので避けて通ることはできません。

ただこれが慣れないうちは腕の力だけでやってしまうのでへとへとになってしまいます。特に女性などは大抵筋肉痛になります。

できるだけ体を痛めないように工夫して教えるようにして、そればかりにならないようにするのですが、やはり最初は筋肉痛が避けられないようです。

この土殺しを見るとその人の技量がおおよそ分かるものですし、その後どんな雰囲気で作られるかも大体分かるものです。

ですから、多少経験のある素人の方でもプロの方でも実際物を作るところを見なくても土殺しだけでほぼ実力が分かります。

いずれにせよ手仕事に近道はないですね。より多く土と向き合った時間は裏切らないのです。

基本のマスターは楽しいものではなく地味でどちらかというと辛いのですが、めげずに続けた者だけが報いを得られるのです。

頑張って欲しいものです。

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