屯田窯の陶芸家「清水裕幸」公式ブログ

北海道最大の登り窯「屯田窯」の日々と作品を紹介するブログ

Skip to: Content | Sidebar | Footer

新作

8 4月, 2010 (23:39) | 未分類 | By: hiroyuki

三越DM写真

信楽の山から掘ったままの荒い原土と天然灰のみを使用したものなんですが、毎回苦労します。といいますのは灰は窯の中で流れやすくそれが棚板にべったりくっついてしまいます。

もちろん温度を下げればいいのですが、それでは釉薬の動きがなくなり面白くなくなるのです。つまり作品の表面には凹凸があるわけですが、低いところには釉薬が溜まり、隆起した部分は薄くなるわけでそれによって濃淡が生じ面白くなるのです。

しかしこれは大変リスクが伴うわけです。釉薬が飴のようにべったりとくっついてしまった棚板は毎回サンダーで削り取らなければならずこれがまた大変な作業なのです。もちろん作品がだめになることも多々あります。

でもこの不確実なところが面白みでもあるんですが、つくづくこんなものを好む作家はハイコスト、ローリターンで金にならないんだよなぁ…

それにしてもこの花器なかなかいいでしょ?どんな花が似合うんだろう…どんなものをどんな風に活けられるのか見てみたいものです。器は盛られて何ぼですからね。

コメント

神戸のブログファン様からのコメント
投稿時間: 2010-04-11 at 9:45 PM

こんばんは。とっても素敵な花器ですね。これだけを飾ってあってもすごく趣きがあって素敵な感じがします。和の感じにも洋花にも合いそうです。今日は近くの公園で桜をみてきたのですが、枝ものにも落ち着いた感じで合いそうですし、きれいな色の花にもぐっとひきたいそうに思います。とこのまに飾って眺めていたい気がします。玄関でぐっと家をひきたたせたい気もします。とっても素敵ですね。どのくらいの大きさなのでしょうかしら。ゆっくりみてみたいです。素敵な作品有難うございます。お身体お気をつけてくださいね。

よろしければ、こちらにコメントをお寄せください