屯田窯の陶芸家「清水裕幸」公式ブログ

北海道最大の登り窯「屯田窯」の日々と作品を紹介するブログ

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新十津川陶土 試作

15 6月, 2017 (22:41) | 屯田窯の日常 | By: hiroyuki

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明後日から開催される新十津川陶芸祭りに是非新十津川陶土を発表したいと思い

今回、緋襷(ひだすき)と呼ばれる備前焼の手法の焼き方を試してみました。

もちろん今後、これでいくというわけではありませんが、普通に釉薬を掛けてしまうと

この土で焼いた意味がほとんどなくなってしまいますので、土肌が露出していて

何かこの土の特徴が生かされるものはないかと思案していましたが、最終的に

これを試してみることにしました。

これは釉薬を掛けずに焼くのですが、どうして緋色になるかといいますと

素焼きしたものに稲わらを巻き付けて縛って焼きます。

そうすることで、稲わらな含まれる珪酸分と土に含まれる鉄分とが反応してこのような緋色を呈するの

です。

もともと備前焼において作品を重ね焼きする際にくっつかないようにこのように稲わらで縛って焼いた

ところ、こうした色が出て一つのジャンルとなったといわれています。

今では装飾の一つとして人為的にいろいろ狙って焼いているようです。

とりあえず今回の陶芸祭りでお披露目したいと思いますので、どうぞご覧ください。

最近は週末ずっと天気が悪い日が続いていましたが、土曜日日曜日とも天候に恵まれそう

ですので、是非足を運んで実物をご覧くださいませ。

尚、先日もお伝えしましたように午後一時からのデモンストレーションはこの新十津川陶土を使ってお

こないますので、それも楽しみにご覧ください。

では皆さん、お待ちしてまーす!

よろしければ、こちらにコメントをお寄せください