屯田窯の陶芸家「清水裕幸」公式ブログ

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新十津川陶土分析パート2

23 3月, 2017 (22:59) | 屯田窯の日常 | By: hiroyuki

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これは信楽の土の断面の顕微鏡により500倍です。

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これは新十津川の土の同じ倍率の断面です。

比較すると粗になっており空洞が多く見られます。

ただこないだテストしましたように吸水率はゼロに等しいので、空洞が多くても

浸みてしまう心配はないので、おそらく空洞が単独空洞であり、連結していないので

全く問題ないと思われます。

次は組成比です。

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上が信楽、下が新十津川陶土ですが、他の成分比率はそれほど大きく変わらないことが分かります。

しかし、丸で囲んでいるFeつまり鉄は約三倍以上の含有率であることが分かります。

これが、焼くと色が濃くなる理由であることが分かりました。

それにしてもやはり耐火度がある土であるので信楽の陶土と成分がほとんど変わらないというのが

ビックリです。

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