新顔紹介
「手付き高足盃」といいますが、灰釉シリーズの一つです。遊び心で酒盃を作りたいと思っていてとりあえず高足盃を作ろうと思いました。
いろいろ作っているうちにだんだん足を高くしたくなってきました。
そうこうしているうちに例の自慢の取っ手を付けたらどうなんだろうと思い始めて…
でも「日本酒を飲む器で取っ手が付いてるものなんか見たことないなぁー」なんて思いましたが、どうしてもやってみたくなり付けちゃいました。
「なんだこれは?」と敬遠されるかと思いきや三越で完売いたしました。わからないものです…
足も空洞ではありませんし、おまけに取っ手が付いているので大きさの割りには少々重めで使いやすいとは言いにくいかと思うんですが…
こんなのどこにもないから珍しいからかな…
世の中わからないものですねー
これからも新顔紹介しますからねー
optimist様からのコメント
投稿時間: 2010-06-11 at 9:36 AM
新顔の しなやかな手が 眩しくて
指からめ 唇よせて 目をとじた
ひと思い 渇きのそこも のみ干して
手をかえし かたみ替わりの 灰かぶり
見あげれば うつぶし色の 水の月
まごころは しほう舎の雲 貫いて
すき徹り 陽炎かぶる さいの花