屯田窯の陶芸家「清水裕幸」公式ブログ

北海道最大の登り窯「屯田窯」の日々と作品を紹介するブログ

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旭川陶芸フェステバル初日

25 9月, 2011 (00:27) | 未分類 | By: hiroyuki

天気にも恵まれ、人の入りは結構なものだったと思います。

お陰様で新作のお披露目も何とか間に合い、ホッと一安心です。

大きく分けて3アイテムほど持っていきましたが、下の写真の平鉢は完売いたしました。

もっとも20個も無かったのですが…

焼く前にほとんどダメになってしまったのですが、もしかして本焼きでも全滅?なんてことも窯を上げる時は頭をよぎりましたが、売り物が取れて何よりです。

そして何より嬉しかったのはなかなかのものに上がったということです。通常、粉引きは鉄分のある土を用いますので、還元焼成しますと鉄粉が表面に浮き出し、ゴマのように斑点が出ます。これはもうありふれています。言わば誰でもそうなります。

わたしが期待したのは古色があり、景色となる石ハゼです。

アップのほうの写真を見ますと分かるように原土に含まれる小砂利がハゼて面白みを呈することです。

特にただはぜるというのではなく、黒くはぜてくれるなら最高と思っていましたが、そのとおりになってくれたことです。どうです?なかなかいいでしょ?

いかんせん功率が全然低いので、完成度では無く成功率を上げていくことです。でも今回の失敗の数々で結構気付かされることが多かったので、めげずに頑張ります。

実はこれは北海粉引きの土なのですが、土をいつものように濾さないでそのまま使っています。作るのは小砂利が入っているのでちょっと大変ですが、それゆえに出ている土の味なのでしょうがないですね。

それでこのシリーズは「北の自然土シリーズ」と命名しました。これは平鉢でちょっと深みもあるので取り皿としても、冷奴の様な料理を盛ってもいいと思いますのでヘビーローティションで使っていただけるかと思います。

北海粉引きでこの大きさだと3000円は下らない大きさですが、これは1800円です。

安くていいもの物

いつの時代も求められるニーズでしょう。007

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