産まれました
勿論私が産み出すのは作品です。信楽の山土で造った新作の 湯飲みとコーヒーカップです。北海道は初夏に向けて新緑の時期を迎えます。
近いうちに写真でもご紹介いたしますが、それはもうなんとも柔らかいさわやかな薄緑なんです。特に柳林がきれいですね。
私の最も好きな季節です。
そのようなさわやかさとぬくもりを表現できればと思っていましたが、まずまずの仕上がりではないでしょうか?そもそも釉薬は木の灰なのですが、それで新緑が表現されるとは不思議なものですね。
最近ダイエットで夕食にご飯の代わりに冷奴をたわみ鉢に盛って食べていますが、冷奴が高級料理に見えます。ザ土の器という雰囲気がたまらなく私好みです。(笑)
まずは自分が使って気に入らないとね。作者が第一号のファンであるということはその仕事に納得できたという証拠だといえると思います。
子供を信じてあげる親心のようなものなのでしょうか…
shantian様からのコメント
投稿時間: 2009-05-16 at 10:44 PM
~ 情けかけ 土灰かけて 萌えぎたち ~
湯呑みは萌黄色・・・コーヒーカップは柳色・・・
森や林を見渡せば多種多様の緑色の多さに感嘆しますね。若緑、浅緑、柳色、萌黄色、萌葱色、薄緑、薄もえぎ、青緑、水松色(みるいろ)、松葉色、草色、枯草色、苗色、木賊色(とくさいろ)等々・・・
この湯呑みの中には“五月の森”が広がっていますね。