屯田窯の陶芸家「清水裕幸」公式ブログ

北海道最大の登り窯「屯田窯」の日々と作品を紹介するブログ

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登り窯の焼き上がり

24 8月, 2014 (22:58) | 未分類 | By: hiroyuki

窯によって焼き上がりは当然異なります。

登り窯といっても様々なタイプのものがあります。

大別しますと焼き締めのもの(釉薬をかけない)を焼くためのもの、

もうひとつは釉薬ものを焼くタイプのものです。

ちなみに屯田窯の登り窯は釉薬を掛けたものを焼くタイプですが、

美唄の窯は基本的には焼き締めものを焼くタイプの窯です。

なので屯田窯では焼き締めの作品を焼くためにあえて穴窯を作ったわけです。

じゃあどんな感じになるんだろうと思われるかも知れませんね。

IMG_5197

勿論土にも左右しますが、うまく焼ければこんな感じになると思います。

いわゆる信楽土の特徴である、緋色というやつですね。これはどうしてなるのでしょうか?

粘土中の水酸化鉄が乾燥で素地の表面に集まり、とくに窖窯や登り窯での焼成時は燃料薪のアルカリ蒸気

中のカリ分等と反応して緋色が発色します。

必ずこうなるとの保障は出来ませんが、一応作るときにはこうした出来上がりを想定して

その焼けに会った物を目指して作ることになります。

もちろん釉薬をかけたものも焼けますので選ぶことが出来ます。

教室やサークルでは電気窯で焼くと思いますが、薪の窯で焼くことにより素材の味を引き出すことが

できます。

本物の焼き物を焼くことの出来るこの機会を逃しませんように。

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