第二弾 新十津川陶土採取
今回はいろんなところでサンプリングしようと掘ってみました。
しかし、ここの田んぼは段々畑のように高低差があります。
上の方から掘ってみましたが、粘土質ではありますが、例の白い粘土は出ませんでした。
さらに一段下がったところで、掘ってみましたら出てきました。
それが上の写真です。
しかし、写真でもわかりますが、ところどころ赤い鉄分が混在していました。
次は一番低いところ、つまり私がこれまで採取してきた場所で掘ってみました。
ここはいつものように白さも冴えており、先ほどの場所よりより白く、また赤い鉄分の混在も
ありません。
より上質な土と言えます。
なので採取するとしたらここになるでしょう。
この写真で比較していただくと他の土との色の違いが歴然とお分かりいただけるかと思います。
しかも、最初に採掘した場所では50センチほど掘らないと白い土は出てきませんでした。
しかし、この真っ白い土の出る場所では30センチも掘るとすぐに出てきます。
今回はこの場所で60センチほど掘りましたがまだこの土の層は続いているようです。
つまり、30センチ掘って出現し、さらに30センチ掘ったわけでして仮にこれだけしかない層だと
しても、田んぼ一枚となると相当の量が埋蔵していることになります。
これまでいつも一人でこの地味な作業をしていましたが、今回は副会長の田中さんと共に
行きましたので心強かったです。
田中さんありがとうございましたー!
土の精製もお手伝いよろしくお願いいたしますねー