結局,最後に行き着くのは…
北海道の焼き物も非常に多様化してきました。
焼き物の歴史の浅い北海道の草分けは民芸調でしたがその後、産地で修行し帰って来る方々がいろいろな技術を持ち帰りました。
結果としていろいろな技術が入るようになり、近年目覚ましく技術の向上や作風の多様化が見られるようになったことは実に喜ばしいとです。
ただ面白いことに土ものを関わっている人が磁器(石もの)に手を出すことはそうないですが、磁器に関わっている人で穴窯を持っている人は結構いるものです。
この道に足を踏み入れた者は結局のところ、最後はやはり焼き物の原点ともいうべき穴窯に手を出したくなるのでしょうね。
その絶対的な迫力は人間の計算や思惑が恥ずかしく思えてしまいます。
この仕事を追求すればするほど原点の魅力に行き着くのだと思います。
面白いことに焼き物ファンも最初のとっつきは単なる個人的な好みでスタートしてもゴールは穴窯で焼いた自然釉のものにということになる方がとても多いものです。
中年おじさん様からのコメント
投稿時間: 2013-06-08 at 7:16 PM
なるほど~~ 極めていくと そうなるんですか ((≧∇≦)))