菊練り
何と綺麗な菊練りなんでしょう。(自画自賛)
今日たまたま人に教えている時に我ながらなんという美しい菊なんだろうと思って、思わずカメラに収めました。
考えてみたらこの絵面は初めてですよね?
模範的な菊文様です。これを目指してあなたも頑張ってください。(笑)
といっても昔から土練り三年といわれるほど、なかなか形にならないようです。
なんとなく形になりつつある方を見ているとうまくいかないいくつかの共通性がありますので、ポイントをお伝えしますね。
先ず、大抵花のひだを作る側の手の押しを意識しすぎてしまうことです。
そのあまり回すほうの手(私は左で回して右でひだを作ります)がおろそかになってしまっているようです。実は押す力は左右同じ力なのです。(これを言うと大抵意外だという反応をします)
うまくいかないよくあるパターンは回すほうの手は押しておらず、ただ添えているだけで、ひだを作る手でただ前後にギッタンバッコンとなっているのです。これでは掴むところができないのです。
ですので、先ず一つは回すほうの手も位置が違うだけで、同じ力で押すこと、そして起こしてくるときに半身に反してそれから右手で押すことです。
そうすると、くるくる回りながらひだになるでしょう。
そして、疲れないで行うためには自分の体の真下で行うことです。
そうすると自分の体重をかけられるので楽です。でも、台が高すぎたり、土が前にあると腕の力だけで行うことになるのでとても腕が疲れます。
できれば練り台は自分の腰よりずっと低いのが望ましいです。これも覚えておきましょう。
ではトライ