屯田窯の陶芸家「清水裕幸」公式ブログ

北海道最大の登り窯「屯田窯」の日々と作品を紹介するブログ

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間に合いそう

27 10月, 2015 (22:20) | 屯田窯の日常 | By: hiroyuki

昨日作ったものを今日削り、そして化粧掛けをすることができました。

IMG_4068

あれっ「化粧がかかってないところがあるよ」なんて野暮なこと言わないで下さいよ。

これは「ぬけ」といって一つの装飾と見ます。

粉引きは通常、鉄分の多い土に施しますから、このように抜けた部分がありますと、化粧の白さ

とのコントラストが景色になるわけです。

得てしてこういうものはその昔、装飾のためにしたものではなく、たまたまなってしまったものを

のちに景色と見るようになりました。

焼き物はそういうものが実は多いんです。

なのでそれを狙うというより、やはり自然となったというのが好感が持てますね。

でも狙う人が多いものです。

これは掛け方でたまたま中をのぞいてみるとなっていたものです。

なのであえてそのままにしました。

でも指摘するお客さんも結構おられます。それで、上記の説明をするのですが、微妙な空気になること

が多く、理解してもらえないのが少々残念です。ともすると失敗を正当化しているのではみたいな空気

さえ漂うことも(笑)

いずれにしてもなんとか間に合いそうで何よりです。

基本的な形は変わりませんが、大きめから小さ目まで作りましたので、お好みでお楽しみいただければ

嬉しく思います。

抹茶碗の風格を備えた「湯のみ」です。

是非こういう器に普段から触れてほしいなぁ~

できれば皆さんにただで配りたいくらいです。

大きさにかかわらず1500円で提供したいと思います。

というのもより多くの方に使ってみて欲しいという願いからなのです。

茶の湯に野点というのがありして、茶室以外のシーンで茶をたてるものをいいます。

旅先の宿で、職場で、どこかの公園などアウトドアでするものをいいますが、持ち運びに便利なように

普通の茶碗より二回りほど小ぶりになっています。

なので、そういうものにも最適な茶碗なのです。

是非お試しあれ

よろしければ、こちらにコメントをお寄せください