fthe_content 2019-12-13 | 屯田窯の陶芸家「清水裕幸」公式ブログ

屯田窯の陶芸家「清水裕幸」公式ブログ

北海道最大の登り窯「屯田窯」の日々と作品を紹介するブログ

Skip to: Content | Sidebar | Footer

Date: 12月 13th, 2019

人の心を動かす作品

13 12月, 2019 (22:43) | 屯田窯の日常 | By: hiroyuki

朝ドラ「スカーレット」できみこの恋人がお父さんに挨拶に来たら 陶芸家になるという夢は捨ててくれ と言われる 堅実に給料もらえる仕事についてくれとの意向 一度は父の願いを飲もうとしたが、やっぱり夢を捨てきれず保留にして欲し […]

朝ドラ「スカーレット」できみこの恋人がお父さんに挨拶に来たら

陶芸家になるという夢は捨ててくれ

と言われる

堅実に給料もらえる仕事についてくれとの意向

一度は父の願いを飲もうとしたが、やっぱり夢を捨てきれず保留にして欲しいと懇願する

自分が父親なら同じ気持ちになるように思う

その後その彼が、「人を癒したり、励ましたりする心を動かす作品を作りたい」と

確かに陶芸に関わらず作品は人の心を動かします

作品としての価値、ストーリー、理屈抜きに好きだ等々

要するに気に入ったり、感動したりするのは心です

実は今日東北のある方から手紙と作品が届きました。

何かと思えば、作品は私の物でした

でもクレームではありません

10年前に娘さんとこちらに旅行に来た際にドライブがてら看板を見て

私のギャラリーに立ち寄られたようです

その際に水が漏れるので売れないと私が言ったらしいのですが、

手紙によると本人曰く「一目ぼれ」したそうで、私が根負けし

譲ったようです

その時期色々大変なことがあり、押しつぶされそうだったようですが

その作品に癒されてそうで、10年間撫でまわしていたそうです

でも故郷にお返しするのが良いと思ったとのことで

この度お返しできてホッとしたと書かれていました

私のようなものが作ったもので(新十津川産の土100パーセントで作った花入れ)

その方の人生の試練を乗り越えるのに癒しや励みを与えることができたのであれば

陶芸家冥利に尽きます

何やらその時一緒に来られた娘さんが、札幌に居を構えたようなので

また工房を訪ねてこの子(その作品)にまた会えるのを楽しみにしていると

書かれていました

わたしも再会を楽しみにしています

今後とも何かを感じてもらえるものを作っていきたいと思います