旭川陶芸フェスティバル
9月19日20日二日間に渡る旭川陶芸フェスティバルに出展してきました。 こういう […]
9月19日20日二日間に渡る旭川陶芸フェスティバルに出展してきました。 こういう機会(今回は131窯の出展者だった)はとかく独り善がりになる陶芸家にとって自分の仕事の再確認やいろんな意味での刺激を受ける機会となります。
今年つくづく感じたのは一時花柄や水玉模様のような言わば雑貨屋さんにあるような商品を作る女性の陶芸家で人気を博していた方々が、そろそろ活気を無くしつつありました。
それまで陶芸にそれほど親しんできた方でないなら取っ掛かりとしては入りやすいのかも知れませんが、やはり奇抜なもので存在感があればあるほど飽きられやすく、落ち着かないものであることがわかってきたようです。しかも私が予想していたよりずっと早くそれが訪れました。
北海道の陶芸の見識は低いとされてきましたが、かなりお客さんの目も肥えてきたように思います。もはや「単に安けりゃいい」というようなニーズではなくなってきているようです。とかくこういう機会には「小皿三枚で1000円!」だのっていうものが主流で連ねるのですが、そういうものの動きも悪くなりつつある感じです。
うちなんかはこの中で価格の高さではでは一二を争うものですが、皆さんの平均売り上げの倍近く売れましたので自分の信じてきた一時の客の動向に迎合するのではなく、自分の仕事を信じて本当に良かったと再確認させられました。
お陰様で業者様からの引き合いなどもあり、妻とともに喜びのうちに帰宅することが出来ました。
感謝感謝皆様ありがとうございました。今後ともいいもの作りを目指していきますのでよろしくお願い致します。